水質管理事業
浄化槽の保守点検・汚水処理、受水槽・高架水槽の清掃管理から、浄化槽ブロワー販売・修理、各種配管詰まりの解消まで。上尾サービスセンターは日々地域のライフラインを支えています。
浄化槽の保守点検・清掃
- 清掃
- 保守点検
- 法定検査
浄化槽の保守点検・清掃は法律で義務付けられています
水を扱うわたしたちの生活に必要不可欠な浄化槽ですが、適切な保守点検や清掃を行わないと悪臭の発生源になってしまうなど環境衛生上大きな支障をきたす場合があります。
そのため、すべての浄化槽は設置者が清掃を実施することが浄化槽法で定められています。
浄化槽を使う上での心がけ
- 天ぷら油は、そのまま流さずに古紙などに染み込ませてから可燃ゴミとして捨てましょう。
- 食べ残しなどを流さないようにしましょう。洗剤は石けんなどの分解性の高いものを適量使いましょう。
- トイレは、トイレットペーパー以外のものは流さないようにしましょう。
- 浄化槽の上に物を置かないようにしましょう。またマンホールの蓋は必ず閉めておきましょう。
- 便器の掃除には、塩酸などを含む製品は使わないでください。
浄化槽清掃
浄化槽清掃とは
浄化槽法第2条第4号に定義されている通り、浄化槽内に生じた汚物、スカム等の引き出し、その引き出し後の槽内の汚泥などの調整並びにこれらに伴う単位装置及び付属機械類の洗浄、掃除等を行う作業です。
清掃をしなかったら
清掃回数を減らすなど適切な清掃を行わない場合、悪臭や害虫の発生源となり黄害現象が発生する場合もあります。
浄化槽の清掃回数の目安
単独浄化槽の清掃回数
処理方式 | 浄化槽の種類 | 清掃時期 |
---|---|---|
全ばっ気方式 | 処理対象人員20人以下 | おおむね6ヶ月に1回以上 |
処理対象人員21人以上300人以下 | ||
処理対象人員301人以上 | ||
分離接触ばっ気方式 分離ばっ気方式 単純ばっ気方式 |
処理対象人員20人以下 | 最低年1回 |
処理対象人員21人以上300人以下 | ||
処理対象人員301人以上 | ||
散水ろ床方式 平面酸化床方式 地下砂ろ過方式 |
- |
合併浄化槽の清掃回数
処理方式 | 浄化槽の種類 | 清掃時期 |
---|---|---|
分離接触ばっ気方式 嫌気ろ床接触ばっ気方式 脱窒ろ床接触ばっ気方式 |
処理対象人員20人以下 | 最低年1回 |
処理対象人員21人以上50人以下 | ||
活性汚泥方式 | - | |
回転板接触方式 接触ばっ気方式 散水ろ床方式 |
1.砂ろ過装置、活性炭吸着装置又は擬集層を要する浄化槽 | |
2.スクリーン及び流量調整タンク又は流量調整槽を有する浄化槽 | ||
1及び2に掲げる浄化槽以外の浄化槽 |
浄化槽清掃に関するお問い合わせはこちら
048-771-0907
浄化槽管理
浄化槽清掃とは
トイレを水洗化して、快適で衛生的な生活を営むために設けられた浄化槽ですが、浄化槽はバクテリアなどの微生物の働きを利用して汚水を浄化する施設です。
従って、正しい維持管理をしないと本来の機能を発揮できず、河川の汚濁原因になったり、騒音や臭気によって近隣住民とトラブルを起こす原因にもなりかねません。
このため廃棄物の処理及び清掃に関する法律に維持管理の基準が定められており、どの浄化槽であっても設置者は維持管理をしなければならないことが厚生省令で義務づけられています。
維持管理とは浄化槽の健康診断です
人間の体は健康を維持するために健康診断が必要ですが、槽内の微生物の 活動により浄化作用が行われていて付属のエアーポンプ等が休み無く働き続けている浄化槽も同様です。
浄化槽の正常な機能を維持し、適正な水質を確保するためには、定期的な 健康診断(保守点検)を行い、異常の早期発見と適切な治療(清掃修理)を実施する必要があります。これが維持管理です。
維持管理をしなかったら
維持管理が不十分で機能が低下していくと、悪臭・未処理廃水の流出が生じ、公害発生の原因になってしまう場合があります。また、浄化槽の機能が低下すると正常に戻すために余分な費用が掛かってしまいます。
浄化槽の保守点検回数
単独浄化槽の保守点検回数
処理方式 | 浄化槽の種類 | 清掃時期 |
---|---|---|
全ばっ気方式 | 処理対象人員20人以下 | 3ヶ月に1回以上 |
処理対象人員21人以上300人以下 | 2ヶ月に1回以上 | |
処理対象人員301人以上 | 1ヶ月に1回以上 | |
分離接触ばっ気方式 分離ばっ気方式 単純ばっ気方式 |
処理対象人員20人以下 | 4ヶ月に1回以上 |
処理対象人員21人以上300人以下 | 3ヶ月に1回以上 | |
処理対象人員301人以上 | 2ヶ月に1回以上 | |
散水ろ床方式 平面酸化床方式 地下砂ろ過方式 |
- | 6ヶ月に1回以上 |
合併浄化槽の保守点検回数
処理方式 | 浄化槽の種類 | 清掃時期 |
---|---|---|
分離接触ばっ気方式 嫌気ろ床接触ばっ気方式 脱窒ろ床接触ばっ気方式 |
処理対象人員20人以下 | 4ヶ月に1回以上 |
処理対象人員21人以上50人以下 | 3ヶ月に1回以上 | |
活性汚泥方式 | - | 1週間に1回以上 |
回転板接触方式 接触ばっ気方式 散水ろ床方式 |
1.砂ろ過装置、活性炭吸着装置又は擬集層を要する浄化槽 | 1週間に1回以上 |
2.スクリーン及び流量調整タンク又は流量調整槽を有する浄化槽 | 2週間に1回以上 | |
1及び2に掲げる浄化槽以外の浄化槽 | 3ヶ月に1回以上 |